『ジェネラル・ルージュの凱旋』
先日から映画が始まった『ジェネラル・ルージュの凱旋』の原作を読んでみました。
前作の『チーム・バチスタの栄光』と違って、フーダニット(犯人探し)というより、救命救急センター部長の心を読み取るという感じをうけたのですが、とても面白かったです。
そして、その部長像が会ってみたいなぁと思わせるぐらいにかっこいいんです
なので私の中でもっとも印象に残った場面は、物語の中心になっている業者との癒着の問題ではなく、救命救急センターの速水部長が何故「ジェネラル・ルージュ」と呼ばれるようになったかの話でした。ちょっといいんですよぉ。物語に出てくる看護師の翔子さんじゃなくても、速水部長に惚れちゃいます(笑)
そして、その場面に登場する赤のルージュっていうのも、赤のもつ「決断力・行動力・統率力」という意味を考えると、すごくストーリーを深めてくれるように感じるんですよね。この時に絶対、速水部長には赤が必要だったんですよぉ。( ̄ー ̄)ニヤリ
(読まれた方は、ぜひ、その視点でこの場面を読みなおしてください。)
このシリーズ、『チーム・バチスタの栄光』が黄色、『ジェネラル・ルージュの凱旋』が赤、『ナイチンゲールの沈黙』が青になっています。
今度、この表紙の色と物語について、買いてみたいと思っています。お楽しみに!!
みん☆
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